第3回公演 |
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火星人になりたい |
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'06年 7/21(金)〜25(火) 作・演出:中村 純壱郎
池袋シアターグリーン小劇場 |
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すこし未来のお話。
我が地球の宇宙進出努力は実を結び、
火星と通交を得るまでに。
特に我が日本の火星への擦り寄り方は、
世界各国が眉をひそめるくらい
過激に貧欲で非常に卑屈なものであった。
「寄らば よりでかい 大樹のかげ」
その姿勢こそ、戦後の日本が戦勝国に与え られらた
唯一の処世術であった
アメリカに文句を言われても、火星に言いつければ良い。
東京とブラウン管とポストの中は、火星のもので溢れた
火星ファッションの流行。
火星人タレントの活躍。
火流映画のブーム。
火星語教育の義務づけ。
そして、火星軍基地の建設。
愛国者による反火星テロが頻発するようになった。
しかし、さほど治安は悪化しなかった。
それは、臭い飯を一晩喰らったら放免されるレベルのテロだったから。
年収120万でも、食うのに困らない世の中。
必死で生きるのを格好悪く思う国。
生きるのはそこそこツライが、死を選ぶほどでもない。
・・・しかし、そんな生ぬるい国、ニッポンにも、 命を賭けて反抗する人たちがいた。 |
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── STAFF ── |
照明 |
千田実(CHIDA OFFICE) |
音響 |
佐々木孝憲 |
舞台監督 |
中西隆雄 |
舞台美術 |
福田暢秀(F.A.T STUDIO) |
宣伝美術 |
谷本麻さみ |
web製作 |
Liner |
制作 |
早坂里美 |
製作協力 |
(株)アップフロントワークス
吉本興業株式会社 |
主催 |
(株)オデッセー |
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